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「国難」にとりくみ、ふみだす智恵を!

震災復興の論点

室崎益輝=著 都司嘉宣=著 立石雅昭=著 野口邦和=著 吉井英勝=著

定価1,540円(本体1,400円)

出版年月
2011年6月
ISBNコード
978-4-406-05486-7
仕様
0036/ A5並製/ 186P
タグ
社会    社会一般   
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未曾有の大災害、そして「安全神話」による苛酷な人災。事態から冷静に教訓を引き出し、今後の地震・津波防災にとりくむとともに、予断を許さない原発事故の収束へ、必要な手だてを急ぐ必要がある。共に生きるため、私たちには、社会には何が求められるのか。「3・11」にとりくんできた研究者・政治家による緊急出版。

目次や構成

  • Ⅰ  救援・復興の現場を歩きながら―防災研究者からの提言  室崎益輝
    • 1  今回の被害の新しい特徴は何か―過去の経験にとらわれず特別の対応が必要
    • 2  被災者支援の緊急施策を進めつつ復興計画の議論を急ぐべき
    • 3  復興をいかに国あげてのとりくみにするか
    •     ―震災が顕在化させた国土・社会構造のひずみを克服する
  • Ⅱ  今回の大津波から考える地震・津波防災の今後  都司嘉宣
    • 1  「一〇〇〇年に一度の災害」の衝撃
    • 2  三陸津波防災の将来を考える
    • 3  南海地震と大阪の防災
  • Ⅲ  フクシマ―収束への道と記憶すべきこと〔報告と討論〕  野口邦和、立石雅昭、吉井英勝
    • A  何が起きたのか、何が必要か―安全神話によるゆがみが招いた事故
    • 1  収束へ峠を越すために
    • 2  地震と津波の想定の甘さ
    • 3  二重の人災と情報隠し
    • 4  放射能汚染と生活面での対応
    • B  過酷事故の教訓を今後に生かすために
    • 1  規制機関のあり方、防災対策を見直し原発の総点検を
    • 2  安全神話と推進先にありきの研究体制を変える
    • 3  「原発利益共同体」をうちやぶる契機に

著者情報

室崎益輝

関西学院大教授

震災復興の論点

震災復興の論点

定価1,540円
(本体1,400円)

2011年6月

都司嘉宣

東京大准教授

震災復興の論点

震災復興の論点

定価1,540円
(本体1,400円)

2011年6月

立石雅昭

野口邦和

1952年千葉県生まれ。東京教育大大学院理学研究科修士課程修了。日本大学専任講師(放射線防護学)。理学博士。『放射能事件ファイル』(新日本出版社)、『徹底解明 東海村臨界事故』(共著、同)、『共同研究 広島・長崎原爆被害の実相』(共著、同)、『山と空と放射線』(リベルタ出版)、『地球核汚染』(共著、同)など著作多数

吉井英勝

1942年生まれ。元日本共産党衆議院議員(近畿比例ブロック)。京都大学工学部卒業。民間企業の技術者を経て、堺市議3期、大阪府議1期、参院議員1期など歴任し、衆院議員7期。

震災復興の論点

震災復興の論点

定価1,540円
(本体1,400円)

2011年6月