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有事関連3法案の恐るべきねらいを条文にそって詳しく説き明かす!

有事法制のすべて ―戦争国家への道―

自由法曹団=編

定価1,650円(本体1,500円)

出版年月
2002年6月
ISBNコード
978-4-406-02882-0
仕様
0031/ 四六判/ 238P
タグ
社会    安保・外交・基地問題   
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アメリカの無法な戦争に日本国民を強制動員し,海外での武力行使に道をひらく有事関連三法案。戦争放棄,人権と自由など憲法の平和・民主原則をふみにじるその危険な内容を,法案の条文と関連法をあわせて分かりやすく解説する集団的労作。

目次や構成

[目次]

  • はじめに
  • PartⅠ  これが有事法制だ
    • 序  WHAT IS YUJI ―報復戦争から有事法制へ
      1. 報復戦争・参戦―そして有事法制
      2. ユージってなに !?
      3. なぜいま―なんのために
      4. まず知ってほしい  考えてほしい  そして
    • 一  有事法制策動の経過と展開
            ―自衛隊創設から報復戦争・参戦まで
      1. 自衛隊と三矢作戦計画
      2. 栗栖発言、「有事立法研究」、中曽根政権
      3. 「国際貢献」論の台頭と九〇年代前半の改憲策動
      4. 「新ガイドライン」と周辺事態法
      5. 9.11テロ、報復戦争そして自衛隊「参戦」
    • 二  米軍のための戦争動員法
            ―有事法制関連三法案の正体
      1. 戦争動員法=有事法制で「いつでも戦争ができる国」へ
      2. 政府の判断で武力攻撃事態―イニシアティブは米軍に
      3. 軍・官・民あげての戦争体制―武力攻撃事態法のもたらすもの
      4. 国民を動員し、自衛隊と米軍にフリーハンドを―自衛隊法の「改正」
      5. 全面戦争体制への道―戦争動員法はここまでいく
    • 三  「悪の枢軸」戦略と有事法制
            ―いま、なぜ有事法制か
      1. 有事法制の骨格と「日本有事」の可能性
      2. 有事法制をアメリカが要求―アーミテージ報告
      3. 「悪の枢軸」―アメリカの国際軍事戦略
      4. 政治・経済の混迷と日本の基本戦略
    • 四  平和とくらしがあぶない
            ―いまこそ平和のために
      1. シュミレーション・二〇〇×年×月 戦争動員法発動のとき
      2. 報復戦争が明らかにしたもの
      3. 往くべきは平和の道―いま声をあげよう
  • PartⅡ  徹底討論・有事法制
    • 一  有事法制は本当に必要か?
      1. 平和主義者は夢想家か?
      2. 朝鮮有事は問題なのか?
      3. テロや不審船はどうする?
    • 二  これからの日米関係を考える
      1. 有事法制の真のねらいは何だ?
      2. 愛国心がないのか?
    • 三  これからの日本と有事法制
      1. 国際協力と軍隊
      2. 軍隊のない国はあるのか?
      3. 二一世紀の日本の生き方は?
  • PartⅢ  有事法制コンメンタール
    • なぜいま有事法制か―遂条検討にあたって
    • 遂条検討・武力攻撃事態法案
    • 遂条検討・自衛隊法「改正」案
    • 遂条検討・安全保障会議設置法「改正」案
  • あとがき

著者情報

自由法曹団