
中巻は古代から続く元素発見に挑んだ多彩な人々,粒子か波か,光の正体を追って新しい自然像を示しつづける人々,今日の高度情報化社会を切り開いた電磁気学の開拓者たちのドラマ。
目次や構成
[目次]
- 第5章 周期律を探りあてた人たち
- その前史―ドルトンの元素表
- その前史―ベルセリウスの元素表
- 周期律の源流―デーべライナーとゲーテ
- 分子概念の確立―カニッツアロの業績
- メンデレーエフの周期表
- 希ガスと希土類元素
- 放射性元素と同位元素
- 原子構造の解明と電子番号
- 超ウラン元素の発見と元素合成の時代へ
- 第6章 光の発見者たち
- 光は微小な粒子なのか?
- 光は波なのか?
- 光の速さの測定
- エーテルの登場と終えん
- 光の速さの不思議
- 光の速さがもたらす不思議
- またまた光が粒子である証拠が見つかる
- 第7章 電磁気学をつくった人たち
- ウィリアム・ギルバート
- 電磁気現象に関する知識の集積
- マイケル・ファラデー
- ジェームズ・クラーク・マクスウェル
- 電磁波の実証とその応用
- [中巻の主な参考図書]
著者情報
長田好弘

近代科学を築いた人々(中) ―周期律/光/電磁気の先駆者
定価2,530円
(本体2,300円)
2003年5月