真実に好奇心、未来を見つめる 新日本出版社真実に好奇心、未来を見つめる 新日本出版社

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誰も知らなかった「元人質」のまなざし

未来って何ですか ぼくがいちばん撮りたかったもの

郡山総一郎=写真と文

定価1,980円(本体1,800円)

出版年月
2004年11月
ISBNコード
978-4-406-03128-8
仕様
0036/ A5判並製/ 133P
タグ
芸術・生活    画集・写真集   
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パレスチナ、パキスタン、タイ、フィリピン、そして――。イラクで人質となった男が見つめ続けていたのは、実は暴力、貧困、HIVの中で生きる子どもたちだった。出口のない絶望の中でも「未来に生きる存在」であり続ける幼い姿に、優しく寄り添いつつ切り取った写真の数々が「人間の行方」を問いかける。

目次や構成

[目次]

  • イラク あのまなざしが映した真実を
  • パレスチナ 占領という現実を生きること
  • パキスタン 戦争とチャイルド・レイバー
  • タイ HIV孤児たちと暮らしながら
  • フィリピン ホームレスの子らとの出会い
  • 人間の行方を探すこと あとがきに代えて

著者情報

郡山総一郎

1971年宮崎県出身。2001年、写真取材を開始。翌年「イスラエルの現実」と題した写真でよみうり写真大賞奨励賞を受賞し、『週刊朝日』『サンデー毎日』などの雑誌で写真が使われるようになる。2004年4月、イラク取材中に拘束され9日後に解放された。著書に『人質 イラク人質事件の嘘と実』(共著、ポプラ社)。