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教育基本法改悪を許さない正念場のたたかいと学習に役立つ一冊!

教育基本法改定のどこが問題か

志位和夫=著

定価838円(本体762円)

出版年月
2006年7月
ISBNコード
978-4-406-03305-3
仕様
0037/ 四六判並製/ 125P
タグ
芸術・生活    教育   
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教育基本法改定のどこが問題か。子どもたちに「愛国心」を強制し、競争においたて、ふるいわけをする−−「人格の完成」をめざす教育から、「国策に従う」人間づくりへと、教育の根本目的を百八十度転換させる改定の本質を明らかにし、いまもとめられている教育改革とは何かをしめす。たたかいと学習に欠かせない一冊!

目次や構成

〔目次〕

  • まえがき
  • 第1部  教育基本法改定のどこが問題か
        ―国民的な反対運動を急速に広げよう―
        [2006年6月6日 日本共産党演説会での講演]
    1. 「なぜ改定か」――政府は説明ができない
    2. 「国を愛する態度」など「徳目」の強制――内心の自由を侵害する
    3. 教育内容への国家介入の歯止めなし――教育の自由が根底からくつがえされる
    4. 競争においたて「勝ち組」「負け組み」にふりわける――こんな教育は許されない
    5. 「海外で戦争をする国」「弱肉強食の経済社会」――二つの国策に従う人間づくり
    6. 教育基本法を生かした教育改革を――世界の本流にたって
  • 第2部  教育基本法改革法案をただす
        [衆議院・教育基本法特別委員会での質問]
    • 「愛国心」強制、競争とふるいわけは間違い
          [2006年5月24日 衆議院・教育基本法特別委員会での質問]
    • 教育内容への国家介入の歯止めなし
          ―最高裁判決(67年)を曲解した政府見解をあばく―
          [2006年5月26日 衆議院・教育基本法特別委員会での質問]
  • 《資料》  日本共産党の教育基本法改悪反対のアピール(全文)
  • 政府改定案と現行教育基本法の対照表

著者情報

志位和夫

1954年、千葉県生まれ。東京大学工学部物理工学科卒業。日本共産党幹部会委員長、衆議院議員。主な著書に、『日本共産党とはどんな党か』『人間らしい労働を』『教育基本法改定のどこが問題か』『領土問題をどう解決するか 尖閣、竹島、千島』『改定綱領が開いた「新たな視野」』など多数。