
下巻では、日本共産党が目指す民主主義革命と民主連合政府についての考え方や、その民主的改革の主要な内容と実現する道筋を丁寧に解説。社会主義・共産主義の社会については、マルクスが資本主義の矛盾をどうとらえていたかのほか、日本共産党が展望している未来社会の最大の特質が、人間の自由で全面的な発達にあることを詳しく解き明かします。
著者情報
志位和夫
日本共産党中央委員会議長、衆議院議員。1954年、千葉県生まれ。1979年、東京大学工学部物理工学科卒業。主な著者は次の通り(いずれも新日本出版社から)。『Q&A共産主義と自由』『日本共産党の百年を語る』(ともに2024年)、『新・綱領教室』〔上・下〕(2022年)、『戦争か平和か』(2014年)、『綱領教室』〔第1~3巻〕(2013年)、『領土問題をどう解決するか』(2012年)、『人間らしい労働を』(2009年)、『教育基本法改定のどこが問題か』(2006年)、『“自共対決”』(1998年)、『激動する世界と科学的社会主義』(1991年)、『ネオマルクス主義ーー研究と批判』(共著、1989年)。