
日本共産党党首としての初の訪韓。これも初めての政府の公式招待によるパキスタン訪問。新しく発展しつつある日本共産党の野党外交の姿を、生き生きとしめす。世界は変わりつつあることを実感させた「報告会」での報告とともに、韓国政界指導者との会談、延世大学での講演と質疑、パキスタン国会指導者との会談など、本書初公開の多面的で豊かな交流のドキュメントを収録!
目次や構成
〔目次〕
- まえがき
- 第1部 韓国・パキスタンを訪問して
- 9月25日報告会での報告(大要)
- 第2部 韓国訪問の記録 (9月5日〜10日)
- 9月5日
- 西大門刑務所歴史館・朴慶穆館長の歓迎のあいさつ
- 西大門刑務所歴史館見学後の韓国メディアとの一問一答
- 西大門刑務所歴史館・朴慶穆館長との懇談
- 9月6日
- 国民中心党・辛国煥代表との会談
- 姜萬吉高麗大学名誉教授との懇談
- 韓国国会・林采正議長との会談
- 民主党・韓和甲代表との会談
- 東アジアの未来のための対話
- ―延世大学で学生・院生との交流
- 講演・日本共産党はどんな党か、何をめざしているのか
- 学生・院生との一問一答
- 9月7日
- ハンナラ党・金??院内代表との会談
- 開かれたウリ党・金槿泰議長との会談
- 韓国と日本共産党との交流の太い道が開かれた
- ――韓国内外メディアとの会見
- 9月8日
- 韓明淑首相とのあいさつ
- 9月9日
- 民主労働党・文成賢代表との会談
- 日韓友好の絆として力をつくしたい
- ――韓国メディアとの会見
著者情報
志位和夫
1954年、千葉県生まれ。東京大学工学部物理工学科卒業。日本共産党幹部会委員長、衆議院議員。主な著書に、『日本共産党とはどんな党か』『人間らしい労働を』『教育基本法改定のどこが問題か』『領土問題をどう解決するか 尖閣、竹島、千島』『改定綱領が開いた「新たな視野」』など多数。