
人間として、納得いかんことはせえへん!
タケ子
稲光宏子=著
「世直し名医」と慕われた沓脱タケ子さんの青春譜。生きにくい時代――戦中・戦後の激動期、絶望的状況に見える結核療養施設で、限界や制限を切り拓いてゆく若き新米医師・タケ子を、鮮烈な筆致で描きあげた読み物。「最後の一瞬まで、人の役に立つ命でありたい」と歩み続けた「タケ子」スピリッツに、読む人は心を熱くする! 若者に推奨の一冊!
著者情報
稲光宏子
1944年、大阪府生まれ。著書に『タケ子』(2006年、新日本出版社)、『ノベライズ おとうと』(共著、2009年、新日本出版社)がある。