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変化する人間関係の中で… 子育ての不安にこたえます

「ケータイ・ネット時代」の子育て論 時代の波に流されない力

尾木直樹=著

定価1,650円(本体1,500円)

出版年月
2008年1月
ISBNコード
978-4-406-05113-2
仕様
0037/ 四六判並製/ 198P
タグ
芸術・生活    教育   
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「ネット上の友達しかいない息子に不安」「娘が携帯電話を使ったいじめに悩んでます」。最近の教育相談も紹介しながら、変化する時代の中の子育てを考えます。インターネットが侵食する子どもの生活空間、地域社会から孤立した家族の形など、変わる人間関係の中でも、子どもが生き生き育つために何が大事かを力説します。

目次や構成

〔目次〕

  • はじめに
  • Q&A  最近受けた教育相談から
    •  Q1  ケータイによるいじめに悩む娘
    •  Q2  ネット上の友達しかいない息子
    •  Q3  習い事はいくつするのがいいか
    •  Q4  息子が「塾に入りたい」と
    •  Q5  教育費負担、わが家にはギリギリ
    •  Q6  父親は教育にどうかかわる?
    •  Q7  女子教育を受けさせたかったが
    •  Q8  家庭内殺人、わが家は大丈夫?
    •  Q9  子どもの不登校を当然のように認める友人
    • Q10  核家族で子どもの社会性は育つ?
  • 講義編  人間関係の変化の中で生きる
    • 第1章  変質する家族のカタチ
      1. 「親学」でいい親は育つか
      2. 「カプセル家族」の危機
      3. 思春期の子どもと親はどう向き合えばいいの?
    • 第2章  「ケータイ・ネット社会」と子ども、家族
      1. 「ケータイ・ネット社会」が変える生活と人間関係
      2. ウェブ汚染社会から子どもを守る
      3. ケータイ・ネット依存を家族で乗り越える
    • 第3章  人間関係のゆがみにめげない力
      1. 「第3のピーク期」のいじめを考える
      2. ひきこもりと不登校を考える
  • おわりに

著者情報

尾木直樹

教育評論家。臨床教育研究所「虹」所長。法政大教授。1947年滋賀県生まれ。早大卒業後、私立高校、公立中学教師を経て現職。『新・学歴社会が始まる』(青灯社)『学校は再生できるか』(NHKブックス)、『子どもの危機をどう見るか』(岩波新書)、『元気が出る子育て論』『子育てとテレビ新事情』(新日本出版社)