真実に好奇心、未来を見つめる 新日本出版社真実に好奇心、未来を見つめる 新日本出版社

メニュー

日本経済に「温かい心」を取り戻すために

暮らしに思いを馳せる経済学 景気と暮らしの両立を考える

山家悠紀夫=著

定価1,980円(本体1,800円)

出版年月
2008年5月
ISBNコード
978-4-406-05136-1
仕様
0033/ 四六判上製/ 221P
タグ
社会    労働、社会保障・福祉   
ネットショップでさがす
アマゾンでさがす
楽天ブックスでさがす
e-honでさがす

景気が良くなったといっても、実感がわかない日本経済。その根本にある「構造改革」政策を総括し、暮らしを良くする視点から、景気をどうみるか、財政赤字は本当か、目指すべき経済のあり方を考える。暮らしに温かい心を通わす経済学とは何か、豊富な図表も駆使し分かりやすく語る最新の日本経済入門。

目次や構成

〔目次〕

  • まえがき
  • 第1章  景気とくらし――景気が良くなっても、暮らしは良くならない
    1. 景気が良くなったというのは本当か
    2. 景気回復の実感がない、その理由
    3. 景気が良くなっても暮らしが良くならない、なぜ?
    4. 大企業はわが世の春を謳歌しているが……
    5. サブプライム問題の発生、そして景気は……
  • 第2章  経済政策と暮らし――「構造改革」政策が暮らしを破壊した
    1. 「構造改革」とはどういう政策か
    2. 強きを助け、弱きを挫いた小泉内閣
    3. 多くの企業を潰した不良債権処理政策(1)
    4. 多くの企業を潰した不良債権処理政策(2)
    5. 「構造改革」政策と景気、そして暮らし
  • 第3章  財政赤字と暮らし――弱者に我慢を強いる財政再建政策
    1. 財政の現状はどうなっているか
    2. 財政赤字をどう捉えるか(1)
    3. 財政赤字をどう捉えるか(2)
    4. 財政赤字への政府の対応と人々の暮らし
    5. 基礎的財政収支を黒字にする、という政策とその影響
  • 第4章  これからの暮らし――もう一つの日本を目指して
    1. 「改革前」と「改革後」
    2. 「改革」は、どんな未来を目指すのか
    3. 目指すべき、もう一つの日本
    4. もう一つの日本は実現可能である

著者情報

山家悠紀夫

1940年生まれ。神戸大学大学院経済学教授などをへて「暮らしと経済研究室」主宰。著書に『景気とは何だろう』『日本経済 見捨てられる私たち』など多数。

暮らしに思いを馳せる経済学

暮らしに思いを馳せる経済学 景気と暮らしの両立を考える

定価1,980円
(本体1,800円)

2008年5月