活躍する分野も世代も異なる著名な文化・スポーツ・宗教人と語り合った、意気投合・和気藹々の対談集。映画や舞台、野球や歌、若者論から政治まで、多岐にわたった個性あふれる対話の中に共通して流れていたもの――それは、平和や憲法への熱い思い。すべての人びとが幸せに生きられる社会にむけた期待と決意が共鳴しあう、味わい深い12編。
目次や構成
〔目次〕
- はじめに
- [市田忠義・対談]
- 堤未果(ジャーナリスト) 映画「シッコ」から若者論まで
- 降旗康男(映画監督) 草の根で結び付く、国民の「命綱」
- 海老名香葉子(エッセイスト) 無念の思いつまった九条
- 米倉斉加年(俳優・演出家) 不正とたたかう政治と愛情は表裏
- 中原ひとみ(女優) 母子団欒の夕餉一刻
- 窪島誠一郎(無言館館主・作家) 「無言」の思いと「愛憲」のこころ
- 吉田義男(元阪神タイガース監督) 大戦で亡くなった野球人たち
- 松井朝子(パントマイミスト) 母親のこと、平和への思い
- 茂山千之丞(狂言役者・演出家) 「共産党もお豆腐主義で」
- 有馬頼底(臨済宗相国寺派管長) お釈迦様のお悟りの原点は「不殺生戒」
- 宮城泰年(聖護院執事長) 「抜苦与楽」が政治の使命です
- 清水正美(歌手) みずゞ、多喜二らが願った未来と日本共産党
- 付――母の句歌集によせて
読者のこえ
- ・人間性あふれる対談では、各界のプロとの共通の要求や本来像がうかがえる。(60代、女性)
著者情報
市田忠義
1942年、大阪府生まれ。1998~2022年参議院議員。現在、日本共産党中央委員会副委員長。主な著書に『党づくりの苦労と喜び──地区委員長のあり方を考える』『人情対談 平和がいちばん!!』『エッセイ&対談集 和気愛藹』(いずれも新日本出版社)がある。
人情対談 平和がいちばん!!
定価1,760円
(本体1,600円)
2008年6月