2010年3月に開かれた「全国地区委員長研修会」での講義を、初めて一冊に纏めた書。党活動や党づくりの基本方向を綱領や大会決定などを基本に「そもそも論」に力点を置いて語る。仲間を信頼し、様々な工夫をすれば、必ず道が拓けると、厳しい苦労ばかりでない、充実した喜びを生み出してきた著者ならではの体験的「党づくり」論。
目次や構成
- 〔目次〕
- まえがき
- 一、地区委員長に求められる資質・気風
- 二、地区委員会の大きな二つの任務
- 三、地区委員会は支部をどう援助・指導するか
- 四、地区財政の確立について
- 五、常任活動家の党生活と勤務のあり方
著者情報
市田忠義
1942年、大阪府生まれ。1998~2022年参議院議員。現在、日本共産党中央委員会副委員長。主な著書に『党づくりの苦労と喜び──地区委員長のあり方を考える』『人情対談 平和がいちばん!!』『エッセイ&対談集 和気愛藹』(いずれも新日本出版社)がある。
党づくりの苦労と喜び 地区委員長のあり方を考える
定価1,320円
(本体1,200円)
2010年9月