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生存、健康、平和――歩きながら人権を考える

患者の言い分と健康権

井上英夫=著

定価1,760円(本体1,600円)

出版年月
2009年5月
ISBNコード
978-4-406-05248-1
仕様
0036/ 四六判並製/ 237P
タグ
社会    労働、社会保障・福祉   
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医師は人権のにない手にも人権侵害の担い手にもなりうる――人権とは「すべての人が安心し、居心地よく暮らすための思想と制度」と考える著者が、身近な「患者と医師の関係」から、ハンセン病政策、「最低生活」保障、障害を持つ人の権利まで幅広く論じます。21世紀を健康権の世紀にと訴える骨太かつ軽妙な文章に、学びながら元気が出る一冊。

目次や構成

〔目次〕

  • はしがき
  • I  患者の言い分−生存権から健康権へ
  • II  人権って何だろう−サッカーからハンセン病まで
    1. 社会保障と人権の歴史
    2. ハンセン病と人権―熊本地裁判決を読む
    3. 人間の尊厳、人権と健康権
    4. 生存権裁判と憲法二五条
  • III  戦争と人間の尊厳−外から日本を考える

著者情報

井上英夫

金沢大学教授、同大学院人間社会環境研究科長。社会保障法、福祉政策論。1947年埼玉県出身。日本社会保障法学会代表理事、厚労省ハンセン病問題検討会委員長などを歴任。『高齢化への人類の挑戦 国連・高齢化国際行動計画2002』(萌文社)、『医療保障法・介護保障法』(共著、法律文化社)、『講座 障害をもつ人の人権 』(共著、有斐閣)など著書多数。

患者の言い分と健康権

患者の言い分と健康権

定価1,760円
(本体1,600円)

2009年5月