
「核兵器のない世界」「基地のない沖縄」――日本国民の願いを、世界と米国に届けた日本共産党訪米団の活動。その意義をリアルに語った「アメリカ訪問報告会」の全文と、NPT(核不拡散条約)再検討会議への要請文、ニューヨークとワシントンでの記者会見、全米法律家協会での講演などを収録。世界の変化と綱領の生命力が生きいきと明らかにされる。
目次や構成
〔目次〕
- はじめに
- 第1部 アメリカを訪問して
- 日本共産党本部でおこなわれた報告会での報告(2010年5月21日)
- 第2部 アメリカ訪問の記録
- 1.核兵器廃絶のための国際交渉を開始する合意をつくることをよびかける
- 第8回NTP再検討会議にたいする要請(2010年5月2日)
- 2.ニューヨークでの活動についての記者会見
- 3.21世紀の日米関係のあるべき未来
- ワシントンでの講演(2010年5月7日)
- 4.米国務省との階段での発言(要旨)(2010年5月7日)
- ――普天間基地問題について
- 5.ワシントン訪問をふりかえって
- ワシントンDCでの記者会見(2010年5月7日)
- 6.NTP再検討会議議長あて書簡(2010年5月16日)
- 第1部 アメリカを訪問して
著者情報
志位和夫
日本共産党中央委員会議長、衆議院議員。1954年、千葉県生まれ。1979年、東京大学工学部物理工学科卒業。主な著者は次の通り(いずれも新日本出版社から)。『Q&A共産主義と自由』『日本共産党の百年を語る』(ともに2024年)、『新・綱領教室』〔上・下〕(2022年)、『戦争か平和か』(2014年)、『綱領教室』〔第1~3巻〕(2013年)、『領土問題をどう解決するか』(2012年)、『人間らしい労働を』(2009年)、『教育基本法改定のどこが問題か』(2006年)、『“自共対決”』(1998年)、『激動する世界と科学的社会主義』(1991年)、『ネオマルクス主義ーー研究と批判』(共著、1989年)。