
「『世界経済が行き詰まる中で注目されるマルクス理論』っていわれるけど難しそう…」。そんな人も大丈夫。マルクスの思想の面白さ、そのバイタリティあふれる人生をやさしい言葉で紹介。マルクスに親しみがわき、その著作に直接あたって読みたくなる入門書です。初めて『資本論』を読んだ学生との爆笑座談会も収録。
目次や構成
- はじめに
- Ⅰ いまマルクスがおもしろい
- 1 自信を持って生きるために
- 2 若いマルクスのバイタリティー
- 3 「ものの見方」について
- 4 資本主義ってなんだろう
- 5 よりましな社会へ
- 6 共産主義ってどんな社会
- 7 マルクスをどう読むのか
- ちょっとブレイク わたしの学生時代の思い出から
- Ⅱ もう少しマルクスを知る―その生き方、理論
- 1 マルクス超入門
- 2 生まれた時代と若い頃
- 3 マルクスが積み上げた科学の特徴
- 4 成長への努力をやめない
- 5 マルクスの目で現代を見ると
- 6 読むことで開発される能力がある
- ちょっとブレイク 学問の楽しさ感じて
- Ⅲ 少しかじってみよう
著者情報
石川康宏
1957年北海道生まれ。京都大大学院経済学研究科単位取得退学。神戸女学院大教授(経済学・経済理論)。『覇権なき世界を求めて』(2008年、新日本出版社)、『マルクスのかじり方』(2011年、新日本出版社)、『橋下「維新の会」がやりたいこと』(2012年、新日本出版社)、『女子大生のゲンパツ勉強会』(2014年、新日本出版社、共著)、『「古典教室」全三巻を語る』(2014年、新日本出版社、共著)、『若者よ、マルクスを読もう』(2010年、かもがわ出版、共著)など。