
政党の値打ちは何によってはかられるか、大震災と原発事故にどう立ち向かうか、日本の外交と経済の転換をどうはかるか、日本の巨大メディアはこれでいいのか、戦前・戦後の90年の党史を現代にどう生かすか――党綱領を羅針盤に、世界と日本の熱い焦点と切り結び、未来への展望を説き明かした論集。新たな党躍進のための待望の一冊!
目次や構成
- はじめに——新たな躍進の時代をめざして
- 日本共産党/政党の値打ちは何によってはかられるか(第40回赤旗まつり・記念講演)
- 外交/激動の世界、日本の外交の転換を(2011年・新春インタビュー)
- 原発/原発事故の教訓は何かーー三つの角度から考える(外国特派員協会での講演)
- 大震災/危機をのりこえて新しい日本を(日本共産党創立89周年記念講演)
- 歴史/創立90周年の年にふさわしい躍進を(2012年・新春インタビュー)
- 経済/社会保障充実と財政危機打開 消費税に頼らない道ここに(日本共産党「提言」各界懇談会での報告)
- メディア/日本の巨大メディアを考える(第11回「綱領教室」の講義から)
- 総選挙/新しい三つの条件ーー力を合わせて必ず躍進を(南関東ブロック後援会での発言から)
著者情報
志位和夫
1954年、千葉県生まれ。東京大学工学部物理工学科卒業。日本共産党幹部会委員長、衆議院議員。主な著書に、『日本共産党とはどんな党か』『人間らしい労働を』『教育基本法改定のどこが問題か』『領土問題をどう解決するか 尖閣、竹島、千島』『改定綱領が開いた「新たな視野」』など多数。