
「五〇年問題」を克服する途上の六全協から、自主独立の立場と綱領路線を確立した第七回、第八回の二つの党大会に至る時期の主要著作を収録。一九六〇年の八一カ国共産党・労働者党国際会議準備会議で、ソ連共産党の干渉をはねのけ、フランス、イタリアの共産党を相手に道理をつらぬいて正論を主張した活動も収録。
目次や構成
- 〔目次〕
- 第六回全国協議会の基本的意義
- 綱領討議の問題点について
- 1957年12月21・22日全国書記会議での報告
- 50年問題の問題点から
- アメリカ帝国主義の侵略性にたいする過小評価はどこへみちびくか
- 綱領討論の若干の問題点について
- 第七回党大会での綱領問題の提案報告
- 1958年7月26日
- わが党のたたかった道
- 中立問題ーー共産党はこう主張する(一問一答)
- 60年国際会議の声明での革命戦略の規定について
- 1961年1月18日党中央主催の学習会で
- 綱領(草案)について
- 1961年5月6日全国都道府県委員長会議での報告要旨
- 第八回党大会での綱領(草案)についての報告
- 1961年7月25〜6日
- 第八回党大会での綱領(草案)についての結語
- 1961年7月27日
著者情報
宮本顕治著作集編集委員会