
綱領路線の核心中の核心をなす民主主義革命論と、日本共産党が創造的に作り上げてきた未来社会論を論じる第三巻。いま日本共産党が目指す民主的な改革内容――「ルールある経済社会」や安保・外交などを、根本的な考え方の角度から詳細に明らかにします。原理的な最新の探究を反映した未来社会論のダイナミックさも格別です!
目次や構成
〔目次〕
- 第9回 綱領教室
- 第四章 民主主義革命と民主連合政府(1)
- 民主主義革命の性格と任務について
- 民主的革命の主要な内容(1)——国の独立・安全保障・外交の分野で
- 第10回 綱領教室
- 第四章 民主主義革命と民主連合政府(2)
- 民主的革命の主要な内容(2)——憲法と民主主義の分野で
- 民主的革命の主要な内容(3)——経済的民主主義の分野で
- 第11回 綱領教室
- 第四章 民主主義革命と民主連合政府(3)
- 民主主義革命の道すじ——多数者革命にたって
- 日本とアジア、世界にとっての歴史的意義
- 第12回 綱領教室
- 第五章 社会主義・共産主義の社会をめざして
- 新しい綱領の未来社会論の意義と構成について
- 世界の資本主義の矛盾とその根源
- 社会主義的変革の中心は何かーー「生産手段の社会化」
- 未来社会論の豊かで壮大な内容について
- 未来社会への道すじ(過渡期)について
- 社会主義・共産主義への世界的条件について
- 講義の結びにーー綱領は、学習するだけでなく、実践してこそ
- 資料
著者情報
志位和夫
日本共産党中央委員会議長、衆議院議員。1954年、千葉県生まれ。1979年、東京大学工学部物理工学科卒業。主な著者は次の通り(いずれも新日本出版社から)。『Q&A共産主義と自由』『日本共産党の百年を語る』(ともに2024年)、『新・綱領教室』〔上・下〕(2022年)、『戦争か平和か』(2014年)、『綱領教室』〔第1~3巻〕(2013年)、『領土問題をどう解決するか』(2012年)、『人間らしい労働を』(2009年)、『教育基本法改定のどこが問題か』(2006年)、『“自共対決”』(1998年)、『激動する世界と科学的社会主義』(1991年)、『ネオマルクス主義ーー研究と批判』(共著、1989年)。