
岐路に立つこの日本社会で、本当の変革を願うあなたへの一冊
社会を変える23章 そして自分も変わる
川田忠明=著
定価1,210円(本体1,100円)
- 出版年月
- 2015年10月
- ISBNコード
- 978-4-406-05938-1
- 仕様
- 0036/ A5判並製/ 160P
- タグ
- 芸術・生活 生活・健康・女性・青年
安倍政権の安保法制の廃案を求める学生、学者、子育て中の母親、全世代の人びとの運動が歴史的に広がっています。私たちが主権者として社会を変えるために大切にしたいリテラシー――社会科学でいうところの、史的唯物論や資本主義社会の仕組み、社会変革と未来社会論など――を、自分の生き方と重ねて、対論形式でコンパクトかつ平易に説き明かします。各章読み切り可能な23章!
目次や構成
はじめに 3 Ⅰ 社会は変わるのか 7 1章 変化はいつはじまるのか 8 2章 アマゾンで生き残れない人間 13 3章 《マグロの教訓》を生かす 17 4章 なぜ運動が必要なのか 23 5章 署名や集会の意味は何だろう 28 6章 選挙に行く意味はあるのだろうか 35 Ⅱ 平和は理想ではない 39 7章 戦争はなくせるのか 40 8章 どうやって日本を守るのか 46 9章 日本の「強み」は何か 58 10章 自衛隊の好感度が高いのはなぜか 65 11章 なぜ給食はパンだったのか:日米関係を考える 68 Ⅲ 歴史をすすめる力 75 12章 誰が政治を動かしているのか 76 13章 「永遠の愛」はあるのだろうか 82 14章 「男らしさ」「女らしさ」とは何か 92 15章 「革命」はおこるだろうか 100 Ⅳ 資本主義という時代に生きる 103 16章 格差の何が問題か 104 17章 子育てストレスの原因は何か 112 18章 幸福はお金で買えるだろうか 118 19章 派遣労働も働き方のひとつではないか 126 20章 なぜ「わかっちゃいるけどヤメられない」のか 129 Ⅴ その次にくる社会を想う 137 21章 浪費社会からぬけだす 138 22章 なぜ未来への希望がもてるのか 143 23章 人間の未来へのヒント 146 さいごに──自由へのたたかい 153
著者情報
川田忠明
1959年生まれ。日本平和委員会常任理事、原水爆禁止日本協議会全国担当常任理事などを務める。日本平和学会会員。東京大学経済学部卒業。著書に『それぞれの「戦争論」――そこにいた人たち1937・南京―2004・イラク』(唯学書房、2004年)、『名作の戦争論』(新日本出版社、2008年)、『社会を変える23章 そして自分も変わる』(新日本出版社、2015年)、『市民とジェンダーの核軍縮』(新日本出版社、2020年)。共著書にRalph M. Luedtke, Peter Strutynski"Neue Kriege in Sicht"〔目の前の新しい戦争〕(Jenior Verlag、2006年)、自治労連・地方自治問題研究機構編『脱日米同盟と自治体・住民――憲法・安保・基地・沖縄』(大月書店、2010年)、小沢隆一・丸山重威編『民主党政権下の日米安保』(花伝社、2011年)、多喜二・百合子研究会編『多喜二・百合子・プロレタリア文学』(龍書房、2019年)など。

社会を変える23章 そして自分も変わる
定価1,210円
(本体1,100円)
2015年10月