
統一戦線拡大と怒涛の進撃で米軍を圧倒! 〈真の独立〉に向けた画期的時代への軌跡
新装版 民族の怒り もえあがる沖縄
瀬長亀次郎=著
1960年代、過酷な米占領支配に対する“怒り”を爆発させ、総抵抗に立ち上がった沖縄県民闘いの記録。本土と結んだ統一行動をつみ重ね、米軍基地の維持を困難にさせるような勝利の進撃を展開した日々と、その先頭に立った沖縄人民党の不屈の姿を、“カメジロー”が迫力の筆致で伝える書。好評『民族の悲劇』の続編。
著者情報
瀬長亀次郎
1907年豊見城村生まれ。沖縄人民党の結成に参加し、書記長、委員長を歴任。1954年米軍による沖縄人民党弾圧事件で懲役2年の刑で投獄される。出獄後の1956年那覇市長選挙に当選するが翌年の米軍布令により追放、その後も県民とともに闘いつづける。1970年の国政参加選挙で衆議院議員に当選(以後1986年衆院選まで7期連続当選)。1973年日本共産党中央委員会幹部会副委員長。1990年名誉幹部会員。2001年没。『沖縄からの報告』(岩波新書)、『民族の怒り』『民族の未来』(新日本新書)、『沖縄人民党』『瀬長亀次郎回想録』(新日本出版社)など。

新装版 民族の怒り もえあがる沖縄
定価1,320円
(本体1,200円)
2016年4月