
「生き残れたら、自分で話そう。知らせなければならない! 絶対に!」
マーシャの日記 ホロコーストを生きのびた少女
マーシャ・ロリニカイテ=著 清水陽子=訳
リトアニアは、バルト海沿岸にある森と湖の美しい国。1941年、ナチス・ドイツ侵攻後に始まったユダヤ人狩りで、わずか半年の間に10万人が銃殺された。アンネ・フランクと同年代のユダヤの少女・マーシャは、ゲットーおよび強制収容所での苛酷な体験を、目に、耳に、心に刻みつけた。生き残った少女が綴った真実の記録。
目次や構成
○芥川賞作家・青来有一さんおすすめ(東京新聞2017年12月14日付「この1年のよかった私の3冊」)
○紀伊國屋じんぶん大賞2018ランクイン
著者情報
マーシャ・ロリニカイテ
マーシャ・ロリニカイテ-リトアニア出身のユダヤ人作家。1927~2016年。作品に『マーシャの日記――ホロコーストを生きのびた少女』(2017年、新日本出版社)、『長い沈黙』(1990年、未来社)他。生涯反ファシズムを訴えつづけた。

マーシャの日記 ホロコーストを生きのびた少女
定価2,420円
(本体2,200円)
2017年8月
清水陽子
早稲田大学文学部卒業。訳書に『マーシャの日記――ホロコーストを生きのびた少女』(2017年・新日本出版社)、『長い沈黙』(1990年・未来社)、著書に『ユダヤ人虐殺の森 リトアニアの少女マーシャの証言』(2016年・群像社)他。

マーシャの日記 ホロコーストを生きのびた少女
定価2,420円
(本体2,200円)
2017年8月