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差別、翼賛、そして人として生きた時間

太平洋戦争下の国立ハンセン病療養所 多麿全生園を中心に

清水寛=著

定価7,370円(本体6,700円)

出版年月
2019年12月
ISBNコード
978-4-406-06399-9
仕様
0036/ A5判上/ 600P
タグ
社会    社会一般   
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多磨全生園の、当局側と患者組織側、双方の一次史料から明らかにする実態。患者取締り、患者による作業、総力戦体勢への動員…。一方で患者が演劇などを通して見せた生き生きとした一面も。偏見・差別の解消、被害者の名誉回復など、残された課題に資する貴重な研究、『ハンセン病児問題史研究』に続く著者のライフワーク。

著者情報

清水寛

1936年、東京生まれ。埼玉大学名誉教授(障害児教育史)。全障研顧問(事務局長や委員長を歴任)。『太平洋戦争下の全国の障害児学校』(2018年、新日本出版社)、『ハンセン病児問題史研究』(2016年、新日本出版社)、『日本帝国陸軍と精神障害兵士』(2006年、不二出版)、『発達保障思想の形成』(1981年、青木書店)など著作多数。