真実に好奇心、未来を見つめる 新日本出版社真実に好奇心、未来を見つめる 新日本出版社

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被災者の肉声を“混じりけなし”に聞き取った記録

聞き書き 南相馬

渡辺一枝=著

定価1,870円(本体1,700円)

出版年月
2020年3月
ISBNコード
978-4-406-06437-8
仕様
0095/ 四六判並/ 224P
タグ
芸術・生活    記録・回想・エッセイ   
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未曾有の災害と原発事故は、そこで生活する人びとの営みを大きく変え、「力の弱い側が理不尽な目に遭う構図」が蓄積され続けています。その人たちとともに悩み、行動しようとする著者の揺るぎのない目が写し取ったルポルタージュ。南相馬を「定点」に、「3・11」以降足繁く通い続け、“汚されたフクシマ”から再び立ち上がる一人ひとりの物語です。

目次や構成

<書評掲載>

  • 読売新聞2020年5月17日付

著者情報

渡辺一枝

1945年1月、ハルピンで生まれ翌年秋に母と共に日本に引き揚げる。1987年3月までの18年間、東京近郊の保育園、障害児施設で保育士を務め、退職の翌日に初めてのチベット行に出かけて、その後に作家活動に入る。夫は椎名誠さん。主な著書に『桜を恋う人』『時計のない保育園』(ともに情報センター出版局)、『ハルビン回帰紀行』(朝日新聞)、『チベットを馬で行く』(文春文庫)、『消されゆくチベット』(集英社新書)、『チベット』(新日本出版社)ほか多数。