真実に好奇心、未来を見つめる 新日本出版社真実に好奇心、未来を見つめる 新日本出版社

メニュー

知られざる遺品の写真集――「死者との対話」のために

沖縄戦の戦争遺品

豊里友行=著

定価2,640円(本体2,400円)

出版年月
2021年4月
ISBNコード
978-4-406-06561-0
仕様
0072/ B5変型並/ 96P
タグ
人文    歴史一般   
ネットショップでさがす
アマゾンでさがす
楽天ブックスでさがす
e-honでさがす

60年以上沖縄で「死者と対話するように」遺骨収集してきた国吉勇さん。その国吉さんに8年余り同行取材した、沖縄戦の遺品としては初の写真集です。63の遺品をカラーで収録し、国吉さんの活動について文と写真で紹介。焼けた万年筆、茶碗、被弾した水筒、認識票、手榴弾……。当時の様子を生々しく伝え想像させます。

目次や構成

<書評情報>

  • 北海道新聞(2021年6月27日付)
  • 朝日新聞(2021年6月26日付)
  • 琉球新報(2021年6月6日付)
  • 読売新聞(2021年5月23日付)

著者情報

豊里友行

俳人、写真家。1976 年、沖縄県生まれ。1995 年、沖縄県立コザ高等学校卒業。1999 年、日本写真芸術専門学校(樋口健二ゼミ)卒業。沖縄に帰郷し、写真活動をスタート。「天荒俳句賞」第1 回、第6 回、第7 回受賞。第37 回沖縄タイムス芸術選賞奨励賞(文学部門・俳句)受賞。2017 年、写真集『オキナワンブルー--抗う海と集魂の唄』(未來社)によりフォトシティさがみはら2017・プロの部「さがみはら写真新人奨励賞」を受賞。現在、沖縄市文化協会写真部部長、「月と太陽(ティダ)」俳句会代表。 主な著作は次の通り。句集『バーコードの森』(2002 年、天荒俳句会)、写真集『東京ベクトル』(2008 年、沖縄書房)、アンソロジー句集『新撰21』(2009 年、邑書林、共著)、写真録『彫刻家金城実の世界』(2010 年、沖縄書房)、写真集『沖縄1999-2010--戦世・普天間・辺野古』(2010 年、沖縄書房)、写真集・増補改訂版『沖縄1999-2010--戦世・普天間・辺野古』(2010 年、沖縄書房)、写真集『辺野古』(2014 年、沖縄書房)、写真集・増補改訂版『辺野古』(2015 年、沖縄書房)、写真集『オキナワンブルー--抗う海と集魂の唄』(2015 年、未來社)、句集『地球の音符』(2015 年、沖縄書房)、写真集『南風の根--沖縄1995-2017』(2017 年、沖縄書房)、写真集『おきなわ 辺野古--怒り・抵抗・希望』(2018 年、沖縄書房)、写真集『遺骨が呼んでいる--国吉勇さんの遺骨収集人生』(2018 年、沖縄書房)、『現代俳句精鋭選集18』(2019 年、東京四季出版、共著)、写真録『市場んちゅ 旧・那覇市第--牧志公設市場』(2019 年、沖縄書房)、『おきなわ辺野古の貌--今を撮る 豊里友行フォト・アイ』(2020年、榕樹書林)、句集『宇宙の音符』(2020年、沖縄書房)、写真録『コザ銀天街』(2020年、沖縄書房)