
医療崩壊が起きているのに病床削減、政治の私物化、憲法に反する大軍拡……それでもマスコミは批判せず、考えさせる報道は少ない。真実を報じず、権力者を擁護する空気をつくって国民を欺くようなメディアでいいのか? 報道機関本来の役割を信じる気骨あるジャーナリストがメディアと国民に送る辛口エール集。
著者情報
斎藤貴男
1958年、東京生まれ。ジャーナリスト。早稲田大学商学部卒業。英国・バーミンガム大学大学院修了(国際学MA)。「日本工業新聞」記者、『プレジデント』編集部、『週刊文春』記者を経てフリーに。 『戦争経済大国』(2018年、河出書房新社)、『「マイナンバー」が日本を壊す』(2016年、集英社インターナショナル)、『戦争のできる国へ――安倍政権の正体』(2014年、朝日新聞出版)、『「東京電力」研究』(2012年、講談社)、『税が悪魔になるとき』(2012年、新日本出版社、共著)、『民意のつくられかた』(2011年、岩波書店)、『消費税のカラクリ』(2010年、講談社現代新書)、『非国民のすすめ』(2004年、筑摩書房)、『機会不平等』(2000年、文藝春秋)など著作多数。

「マスゴミ」って言うな! やや辛口メディア日記
定価2,090円
(本体1,900円)
2023年4月