無辜の命が日々奪われるガザやウクライナの事態はなぜ起きたのか。欧州安保協力機構はどうして機能しなかったか。詳細な歴史を追って分析し、「抑止力」論による「安全保障のジレンマ」を検討。米中の「大国間競争」を含め、日本が直面するアジアの課題を考える。外交・軍事関係の膨大な公文書を読み込み今後を探った労作!
著者情報
森原公敏
1949年、広島県出身。日本共産党国際委員会副責任者。1973年山口大学卒業。「赤旗」記者としてワシントン特派員、ロンドン特派員などを歴任後、現職。著書に『NATOはどこへゆくか』(新日本出版社、2000)。
戦争の論理と平和の条件
定価2,090円
(本体1,900円)
2024年5月