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苦手な人でもOK! 古典の扉を開いて楽しく学ぼう!

初めてのマルクス、エンゲルス 社会と生き方にせまる古典

山田敬男=著

定価1,540円(本体1,400円)

出版年月
2025年3月
ISBNコード
978-4-406-06871-0
仕様
0030/ 四六判並/ 144P
タグ
人文   
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今だからこそ学んでおきたい科学的社会主義の基礎理論。どこから学べばいいか分からないと悩んでいる人は、まず本書をぜひ。学ぶと何が楽しいか、マルクスたちの思想はどう発展したか、どんな「文献」があるか、ポイントを絞ってわかりやすく紹介します。古典の世界に優しくいざなってくれる、ありそうでなかった本です。

目次や構成

<目次>

  •  はじめに

    • 第1章 生きる力としての科学的社会主義 ――危機の時代を生き抜くために
      •  1 「自己責任論」の克服――集団的関係を取り戻すために
      •  2 いま科学的社会主義を学ぶ意味
      •  3 生存の危機とたたかいながら未来へ
      •  4 人権と民主主義を媒介に階級的自覚が形成される
      •   
      • 第2章 社会変革とマルクス、エンゲルスの理論的・思想的営み
        •  1 科学的世界観の確立――革命的民主主義から共産主義へ
        •  2 一八四八年革命とマルクス、エンゲルス
        •  3 革命観の転換と国際労働者協会の創設
        •  4 多数者革命路線の本格的探究
        •   
        • 第3章 古典の扉を開く
          •  1 革命的民主主義から共産主義へ
          •    ① マルクス『ヘーゲル法哲学批判 序説』
          •    ② マルクス『経済学・哲学草稿』と「ミル評注」
          •    ③ マルクス「フォイエルバッハにかんするテーゼ」
          •    ④ エンゲルス『イギリスにおける労働者階級の状態』
          •    ⑤ マルクス/エンゲルス『ドイツ・イデオロギー』
          •    ⑥ マルクス『哲学の貧困』
          •  2 一八四八年革命とマルクス、エンゲルス
          •    ⑦ マルクス『賃労働と資本』
          •    ⑧ エンゲルス『共産主義の諸原理』
          •    ⑨ マルクス/エンゲルス『共産党宣言』
          •    ⑩ マルクス『フランスにおける階級闘争』『ルイ・ボナパルトのブリュメール一八日』
          •  3 革命観の転換と国際労働者協会の創設
          •    ⑪ マルクス『経済学批判・序言』
          •    ⑫ マルクス『資本論』第一部
          •    ⑬ マルクス『賃金、価格および利潤』
          •    ⑭ マルクス「労働組合。その過去、現在、未来」
          •  4 科学的社会主義の発展と普及
          •    ⑮ マルクス『フランスにおける内乱』
          •    ⑯ マルクス『ゴータ綱領批判』
          •    ⑰ エンゲルス『反デューリング論』
          •    ⑱ エンゲルス『空想から科学へ』
          •    ⑲ エンゲルス『自然の弁証法』
          •    ⑳ エンゲルス『家族・私有財産・国家の起源』
          •    ㉑ エンゲルス『フォイエルバッハ論』
          •    ㉒ エンゲルス「マルクス『フランスにおける階級闘争』一八九五年版への序文」

著者情報

山田敬男

1945年生まれ。労働者教育協会会長、歴史科学協議会会員。『増補改訂版 日本近現代史を読む』(共著、2019年、新日本出版社)、『21世紀の今、マルクスをどう学ぶか』(共編著、2018年、学習の友社)、『戦後日本史』(2009年、学習の友社)、エンゲルスから学ぶ科学的社会主義(共編著、2020年、学習の友社)など著作多数。