
目の前で起きている殺戮と破壊。日本の今後も不安な今、どこに希望を見いだすのか。「トランプ大統領言いなりで平和はつくれるか」「軍事的抑止力の強化で平和はつくれるか」「中国との関係をどうするか」「憲法9条を守り生かすことがどうして大切か」、4つの角度での新たな解明に、立場を超えて大反響の講演を緊急出版!
目次や構成
<目次>
- はじめに──「戦争はいや」から出発して考える
- イントロダクション
- Q1 そもそも日本はいま「戦争への道」に進む危険があるのでしょうか? 「そういう不安がある」という人もいる一方、「大げさでは」という人もいますが。
- Q2 「日本を守るためには防衛費を増やすことも仕方ないのでは」「憲法9条を変える必要があるのでは」と言う人もいます。そういう人とどう対話をしていったらいいでしょうか?
- 第1の角度──トランプ大統領言いなりで平和はつくれるか?
- Q3 アメリカとイスラエルが始めたイラン攻撃をどう見たらいいのでしょうか? 4月8日(2026年)に「2週間の停戦」が合意されましたが、そもそもこの戦争をどう見るかからお話しください。
- Q4 世界各国は、イラン攻撃に対して、どういう態度をとってきたのでしょうか?
- Q5 高市首相は、「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけだ」と言いました。とても恥ずかしい感じがしました。日本政府がとってきた対応をどう思いますか?
- Q6 さきほど高市首相のとった態度について、恥ずべき従属外交と批判されました。「日米同盟が外交の基軸」だということが当たり前のように言われますが、このことをどう思いますか?
- Q7 国連憲章にもとづく平和秩序を壊す動きを許さず、平和のルールを回復する一番の力はどこにあるのでしょうか?
- 第2の角度──軍事的抑止力の強化で平和はつくれるか?
- Q8 政府は、日本を守るためには、「日米同盟の抑止力、対処力の強化が必要」ということを繰り返しています。「抑止力」の強化が平和につながるのでしょうか?
- Q9 そもそも「抑止」とはどういうことでしょうか?
- Q10 「日米同盟の抑止力、対処力強化」ということで実際にやられていることはどういうことでしょうか?
- Q11 「抑止力強化」の名目でやられている大軍拡は暮らしと両立できるでしょうか?
- Q12 ところで「抑止」が破れることはないのでしょうか?
- Q13 「抑止力強化」の道を進めば、核兵器に頼るということになるのではありませんか?
- Q14 外交の力で平和をつくれたらいいと思いますが、現実的に可能なのでしょうか?
- 第3の角度──中国との関係をどうするか?
- Q15 日中関係がとても悪くなっています。どうしたらいいでしょうか?
- Q16 「中国は脅威」という議論がありますが、どう思われますか? 日中関係をどうやって良くしたらいいでしょうか?
- Q17 北東アジアにはいろいろな不安があります。この地域を東南アジアのような戦争の心配のない地域に変えるにはどうしたらいいですか?
- 第4の角度──憲法9条を守り、生かすことがどうして大切か?
- Q18 そもそも憲法はどういうものなのか? 高市首相は施政方針演説で「憲法は国の理想の姿を物語るもの」と言いましたが、どうでしょうか?
- Q19 憲法9条は世界でも日本にしかないユニークなものです。日本国民が、戦後、憲法をつくった時に、この条項にどういう思いを込めたのかについてお話しください。
- Q20 どうして日本がこのような憲法を持つことができたのですか?
- Q21 戦後81年、9条はどういう役割を果たしてきたのでしょうか?
- Q22 日本の憲法は人権の規定がとても豊かだと聞きます。平和と人権の関係について、日本国憲法ではどのように捉えているのでしょうか?
- Q23 自衛隊の存在を書き込むという9条改定案がありますが、どうなりますか?
- Q24 憲法改定案の発議をどうやったら止められますか?
- 当日寄せられた質問に対する回答
- 当日のQ1 トランプ大統領やアメリカが怖いと思いませんか?
- 当日のQ2 状況を良くするとは思えないのに軍拡に固執するのはどうして?
- 当日のQ3 社会主義・共産主義と反戦平和の関係について、どういうことが言えますか?
- 最後に──戦争の心配のない世界をめざして── 一人ひとりにできることは?
- Q25 戦争への道を止め、平和をつくるために、私たち一人ひとりに何ができるでしょうか?
著者情報
志位和夫
日本共産党中央委員会議長、衆議院議員。1954年、千葉県生まれ。1979年、東京大学工学部物理工学科卒業。主な著者は次の通り(いずれも新日本出版社から)。『Q&A共産主義と自由』『日本共産党の百年を語る』(ともに2024年)、『新・綱領教室』〔上・下〕(2022年)、『戦争か平和か』(2014年)、『綱領教室』〔第1~3巻〕(2013年)、『領土問題をどう解決するか』(2012年)、『人間らしい労働を』(2009年)、『教育基本法改定のどこが問題か』(2006年)、『“自共対決”』(1998年)、『激動する世界と科学的社会主義』(1991年)、『ネオマルクス主義ーー研究と批判』(共著、1989年)。
Q&A 戦争と平和 戦争への道をどう止め、平和をどうつくるか
定価1,210円
(本体1,100円)
2026年6月













