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自己肯定感を大事にするカウンセラーが見つめてきたもの

登校拒否を生きる 「脱落」から「脱出」へ

高垣忠一郎=著

定価1,760円(本体1,600円)

出版年月
2014年8月
ISBNコード
978-4-406-05804-9
仕様
0037/ 四六判並製/ 238P
タグ
芸術・生活    教育   
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登校拒否は「脱落」なの? 親のせいなの?――40年間、登校拒否の小・中・高生や親のカウンセリングを行ってきた著者が、そこから見える日本の学校の問題点を綴りました。子どもが心の仕事をするとはどういうことか。親はどう向き合うべきか。競争社会は何をもたらすか。深みがあって心がホッとする登校拒否論です。

目次や構成

【目次】

 
  • カナリア考ーー序に代えて
  • 第1章 私はなぜ心理臨床への道を歩んだのか
  • 第2章 私の心理臨床の仕事
  • 第3章 子どもの「リアリティ」を見つめる
  • 第4章 子どもが心の仕事をするとき
  • 第5章 競争レースからの「脱落」から「脱出」へ
  • 第6章 登校拒否のわが子と向き合う親たち
  • 第7章 競争社会と人間形成
  • 第8章 増加する登校拒否・不登校と行政の対応の問題
  • 第9章 「登校拒否」の登場した舞台背景

著者情報

高垣忠一郎

心理臨床家。1944年高知県生まれ。1968年京都大学教育学部卒業。専攻は臨床心理学。京都大学助手、大阪電気通信大学教授、立命館大学大学院教授などを歴任し2014年3月退職。登校拒否・不登校問題全国連絡会世話人代表。主な著書は次の通り。『揺れつ戻りつ思春期の峠』(1991年)、『生きることと自己肯定感』(2004年)、『競争社会に向き合う自己肯定感』(2008年)、『登校拒否を生きる』(2014年)、『生きづらい時代と自己肯定感』(2015年)、『つい「がんばりすぎてしまう」あなたへ』(2017年)、『自己肯定感を抱きしめて』(2018年)、『悩む心に寄り添う』(2021年)(以上はいずれも新日本出版社)、『自己肯定感って、なんやろう?』(2008年、かもがわ出版)、『ガンを抱えてガンガーへ』(2002年、三学出版)