
開発途上国を中心に、世界では毎年1000万人をこえる子どもが5歳まで生きられずに亡くなっています。おもな原因は下痢やはしかなど。栄養不足の上、医薬品も足りない途上国の子どもにとっては、命にかかわる病気なのです。ラオスの少数民族の子ども・ポンは、町からきた保健員によって兄弟で初めて予防接種を受けました。
著者情報
本木洋子
東京生まれ。著書に「日本文化キャラクター図鑑」シリーズ(2014年、玉川大学出版部)、『健康で生きたい』(2018年)『大海原の決闘 クジラ対シャチ』(2013年)『アンモナイトの夏』(2007年)『よみがえれ、えりもの森』(2003年)『おとなはなぜ戦争するのⅡ』(共著、2009年)(いずれも新日本出版社)などがある。日本児童文学者協会会員。
茂手木千晶
日本児童文学者協会会員。著書に「おとなはなぜ戦争するの」(新日本出版社)がある。

いま、地球の子どもたちは―2015年への伝言3 よごれた水をのむ子どもたち 保健・医療
定価2,200円
(本体2,000円)
2005年6月