
熱狂と統制、総力戦の実態
ビジュアルブック 語り伝えるアジア・太平洋戦争 第3巻 戦時下、銃後の国民生活
吉田裕=文・監修
定価2,420円 (本体2,200円)
- 出版年月
- 2012年1月
- ISBNコード
- 978-4-406-05522-2
- 仕様
- 8321/ B5判上製/ 40P
- 読者対象
- 小学校高学年
- 中学生
小学校は国民学校へと変わり、アジア・太平洋戦争が始まると、ますます戦争一色になっていく日本。国内では「銃後」を守る子どもも女性も働き、貴重な労働力でした。国民をうまく働かせる仕組み、町会や隣組のことや、配給制など戦争をつづけるためにと切り詰められていく国内の生活を詳しく見て、平和について考えていきます。
目次や構成
【対応する教科書の単元】
-
- 〈国語〉
- 「平和のとりでを築く」光村図書(六年生)
- 「ヒロシマのうた 関連する作品を読んで、すいせんしよう」東京書籍(六年生)
- 〈社会〉
- 「長く続いた戦争と人々のくらし」六年生
- 「新しい日本、平和な日本へ」六年生
- 「二度の世界大戦と日本」中学校歴史
- 「現在に続く日本と世界」中学校歴史 など
著者情報
吉田裕
1954年埼玉県生まれ。東京教育大学文学部卒業。現在、一橋大学大学院社会学研究科教授。主な著書に『シリーズ日本近現代史(6)アジア・太平洋戦争』『日本の軍隊』『昭和天皇の終戦史』(以上岩波新書)『現代歴史学と戦争責任』(青き書店)『天皇の昭和史』(共著、新日本出版社)など。