
飛行機のモデルになったと言われる、体長は6㎝なのに、前あしの長さは10㎝をこえるペルーにいるテナガカミキリ。タイには、おしりに触覚のようなヒゲがあり、愛くるしい目玉みたいな模様のある、前にも後にも自由自在に歩くウシロムキアルキというへんてこなのもいるよ。「これって、虫なの?」と驚く世界に、養老先生と海野先生がご案内!
目次や構成
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目次
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- 1へんてこなかたち 風変わりなからだ
- 手あしが長い! 首が長い!
- やけに奇妙なからだ
- 世にも奇っ怪なかたち
- 2めずらしい色ともよう 目立つのが大好き?
- かくして見せる! かくさず見せる!
- 3ありえない大きさ 大きいことはいいことだ!?
- 大きくて、強い!
- 武器をもつとケンカする
- 4おもしろい顔 ちょっとお笑い系?
- 強烈な顔、おまぬけな顔
- 5おかしな習性の持ち主 地上最強の虫はだれだ!?
- おそるべしアリの集団
- 虫を見て考えよう 養老先生からのとっておきのはなし
- 虫の正体
- さくいん
著者情報
養老孟司
1937年、神奈川県鎌倉市生まれ。解剖学者。東京大学医学部卒業。1995年東京大学医学部教授を退官後は同大学名誉教授。2003年に『バカの壁』が大ヒットし、同年のベストセラー第1位。大の虫好きとして知られ、箱根に「養老昆虫館」(非公開)をもち、虫の標本を多数保管。昆虫採集・標本作成を続けている。

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海野和男
1947年東京都生まれ。東京農工大で昆虫行動学を学ぶ。自然科学写真協会副会長、日本昆虫協会理事理事、日本写真家協会などの会員。『昆虫の擬態』(平凡社)で1994年日本写真協会年度賞受賞。著書多数。

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