
自由と民主主義を守るたたかいへ
ゲルニカ 無差別爆撃とファシズムのはじまり
早乙女勝元=著
定価1,980円 (本体1,800円)
- 出版年月
- 2020年2月
- ISBNコード
- 978-4-406-06334-0
- 仕様
- 8022/ 四六判上/ 224P
- 読者対象
- 中学生
- 高校生以上
ピカソの傑作壁画「ゲルニカ」とそのモチーフとなったスペイン内戦の無差別爆撃を現地に訪ねたルポ『ゲルニカ ナチ爆撃のスペインの町』。ナチズムに先行して生まれたファシズムから祖国を取りもどした市民の闘いを取材した『イタリア・パルチザン』。いまの日本の平和にとって大切なことを浮かび上がらせる2作品を収録。
目次や構成
もくじ
- ゲルニカ ナチ爆撃のスペインの町
- 1 ゲルニカへ行ってみるべし
- 2 スペイン戦争と一人の日本人
- 3 バルセロナからセビリアへ
- 4 ピカソの「ゲルニカ」との対面
- 5 惨劇の町ゲルニカ探訪
- 6 トレホン米軍基地は撤去された
- 一九九七年版 あとがき
- イタリア・パルチザン
- 第一話 ボローニャからマルザボットへ
- 旅のレポート ムッソリーニの黒い十字架(早乙女愛)
- 第二話 サルデーニャからローマへ
- 第三話 ローマからカバレーゼへ
- 一九九九年版 あとがき
- 総合あとがき
著者情報
早乙女勝元
1932年東京生まれ。作家、東京大空襲・戦災資料センター名誉館長。主な近著書に『空襲被災者の一分』(2019年、本の泉社)、『徴用工の真実 強制連行から逃れて13年』(2019年、新日本出版社)『ナチス占領下の悲劇 プラハの子ども像』『その声を力に』『赤ちゃんと母の火の夜』(以上、2018年、新日本出版社)、『アンネ・フランク』(2017年、新日本出版社)、『螢の唄』(2016年、新潮文庫)、『もしも君に会わなかったら』(2014年、新日本出版社)、『わが母の歴史』(2014年、青風舎)、『東京空襲下の生活日録』(2013年、東京新聞)など多数。

ゲルニカ 無差別爆撃とファシズムのはじまり
定価1,980円
(本体1,800円)
2020年2月