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「すずばあちゃんは、花と話ができんのかあ?」

すずばあちゃんのおくりもの

最上一平=文 黒井健=絵

定価1,650円(本体1,500円)

出版年月
2022年4月
ISBNコード
978-4-406-06678-5
仕様
8793/ A4変型上/ 32P
読者対象
小学校低学年 
小学校中学年 
タグ
絵本    戦争を知る絵本    えほんの花たば第五集   
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春になると、小さな畑にでて、自分一人分の野菜を育てるすずばあちゃん。ばあちゃんは、畑仕事がおわると、道ばたに、空き地に、花の種を植えつづけている。90歳をとうにすぎて、一人暮らしのすずばあちゃん。純平には、ばあちゃんが、花と話をしているように思えた。花には、すずばあちゃんの戦争の時代のつらい思い出が。

著者情報

最上一平

1957年山形県生まれ。『銀のうさぎ』(1984年、新日本出版社)で日本児童文学者協会新人賞、『ぬくい山のきつね』(2000年、新日本出版社)で日本児童文学者協会賞、新美南吉児童文学賞、『じぶんの木』(2009年、岩崎書店)でひろすけ童話賞、『たぬきの花嫁道中』(2018年、岩崎書店)で日本絵本賞受賞。作品に『山のてっぺんの木のちょうじょう』『へんてこテーマソング』(2019年、いずれも新日本出版社)など多数。

黒井健

1947年、新潟県生まれ。新潟大学教育学部卒業。1983年に第9回サンリオ美術賞、2006年に第20回赤い鳥さし絵賞を受賞。主な絵本作品に『ごんぎつね』(1986年)『手ぶくろを買いに』(1988年)『あのね、サンタの国ではね…』(1990年、いずれも偕成社)、『まっくろ』(2021年、講談社)、「ころわん」 シリーズ(1986年~、ひさかたチャイルド)など多数ある。2003年、山梨県の清里に自作絵本原画を常設する「黒井健絵本ハウス」を設立。

すずばあちゃんのおくりもの

すずばあちゃんのおくりもの

定価1,650円
(本体1,500円)

2022年4月