真実に好奇心、未来を見つめる 新日本出版社真実に好奇心、未来を見つめる 新日本出版社

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一羽のハトが見た戦争の悲しみ――

緑の葉っぱのパン

最上一平=文 北見葉胡=絵

定価1,760円 (本体1,600円)

出版年月
2024年10月
ISBNコード
978-4-406-06820-8
仕様
8793/ A4変型上/ 32P
タグ
絵本   
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「お父さん、やくそくだよ。お父さんのやいたパンを食べさせてね。黒パン、ジャムのドーナツ、クロワッサン……」女の子はいいました。お父さんは、おいしいパンをやくのが生きがいのパン職人でした。ようやく夢をかなえて、お店を持ったばかりでした。ところが、爆撃にあって、お店は――。平和への願いがこめられた絵本。

著者情報

最上一平

1957年山形県生まれ。『銀のうさぎ』(1984年、新日本出版社)で日本児童文学者協会新人賞、『ぬくい山のきつね』(2000年、新日本出版社)で日本児童文学者協会賞、新美南吉児童文学賞、『じぶんの木』(2009年、岩崎書店)でひろすけ童話賞、『たぬきの花嫁道中』(2018年、岩崎書店)で日本絵本賞受賞。作品に『山のてっぺんの木のちょうじょう』『へんてこテーマソング』(2019年、いずれも新日本出版社)など多数。

北見葉胡

神奈川県鎌倉市生まれ。2005年、2015年ボローニャ国際絵本原画展入選。『ルウとリンデン 旅とおるすばん』(小手鞠るい作/2008年、講談社)でボローニャ国際児童図書賞受賞。絵本に『花ぬりえ絵本不思議な国への旅』(2023年、講談社)、『マーシカちゃん』(2020年、アリス館)、『小学生になる日』(2010年、新日本出版社)、書籍装画に「はりねずみのルーチカ」シリーズ(かんのゆうこ作/2013年~、講談社)などがある。