
十二年の手紙 上
宮本顕治=著 宮本百合子=著
定価1,045円(本体950円)
- 出版年月
- 1983年8月
- ISBNコード
- 978-4-406-00976-8
- 仕様
- 0195/ 新日本文庫/ 403P
- タグ
- 芸術・生活 記録・回想・エッセイ
- 在庫状況
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治安維持法で起訴され,不屈の剛毅さで暗黒裁判にたち向かう宮本顕治と,執筆への圧力に抗し,夫の公判闘争を支える百合子。獄窓をへだてた不朽の往復書簡集を,『宮本百合子全集』新編集の成果を生かし,詳細な注による決定版として刊行。
著者情報
宮本顕治
宮本百合子
1899〜1951年。作家、思想家。17歳で処女作「貧しき人々の群」を発表。アメリカやソ連に滞在。のちプロレタリア文学運動に参加。宮本顕治と結婚。投獄、弾圧に屈せず、人民の立場にたった文学、婦人運動などに献身、戦後もその先頭に立つ。代表作として「貧しき人々の群」「伸子」「道標」「播州平野」などの他、獄中の夫との往復書簡「十二年の手紙」などがある。