
「病気見舞いやお祝いに贈ると、とても喜ばれる」など、好評の「春・夏編」と対になる続編。秋の高原で競い合って咲く花、雪に半ば埋もれて立つ冬枯れの姿……。折々の花の語りかけが聞こえてきそうな画集。全二冊で完結。
目次や構成
[目次]
- まえがき
- 酔芙蓉(スイフヨウ)/高原の秋(コオニユリなど)/レンゲショウマ/コスモス/ヒエ/高原の晩秋(ウメバチソウなど)/ヤマシロギク/バアソブ/曼珠沙華(ヒガンバナ)/たそがれ前の高原(ノハラアザミなど)/秋の実り/タバコの花/芙蓉残花(フヨウ)
- 青柑(イヨカン)/栗の実(シバグリ)/リンドウ/実石榴(ザクロ)/山の幸(ミツバアケビなど)/郁子(ムベ)/朱付くカラスウリ/カントウヨメナ/実椿(ヤブツバキ)/アザミとトンボ(アズマヤマアザミ)/カラタチの実/黄葉(オニドコロ)/磯浜べり(イソギク)/ビワの花
- 枯れ蓮(ハス)/石蕗(ツワブキ)/山茶花(サザンカ)/落葉/秋を惜しむ(ザクロ)/黄柚子(ユズ)/ヤブコウジ/白梅(ウメ)/蝋梅(ロウバイ)/日本水仙(スイセン)/ヤブラン/雪の沢(タニウツギ)/枯れ桑(クワ)/胡蝶蘭(コチョウラン)/赤いナンテン/寒椿(カンツバキ)
- 万年青(オモト)/冬枯れの雪斜面(オカトラノオなど)/雪中のネコヤナギ/萩の原/雪中野菜(カブとアサツキ)/春に向かう(ウバユリとキブシ)/フキノトウ出る/節分草(セツブンソウ)/春におう樹林下(ミスミソウ)/若木椿(ツバキ)/赤い実のつく青木(アオキ)/緋木瓜(ボケ)/雪椿(ユキツバキとショウジョウバカマ)/イワウチワ/鈴蘭水仙(スノーフレーク)/イタドリ
著者情報
宮本和郎
1936年生まれ。東京芸術大学日本画科卒業。日本美術家連盟・日本美術会会員。主な著書に「墨で描く四季の花」「墨で描く基本」「画集スイス・アルプス花の旅」などがある。