
大学で障害児教育にたずさわる著者が,小学校の教壇に立った。その時,子どもたちは,今いきている喜びを知りいのちの重みを深く考え始める。著者と担任・親たちが一体となって創りあげた感動の授業――「生まれる」「育つ」「巣立つ」等の記録。
著者情報
清水寛
1936年、東京生まれ。埼玉大学名誉教授(障害児教育史)。全障研顧問(事務局長や委員長を歴任)。『太平洋戦争下の全国の障害児学校』(2018年、新日本出版社)、『ハンセン病児問題史研究』(2016年、新日本出版社)、『日本帝国陸軍と精神障害兵士』(2006年、不二出版)、『発達保障思想の形成』(1981年、青木書店)など著作多数。