
資本家の息子に生まれながら労働者階級の未来に全生涯をささげた,その苦闘の日々と思想形成。「マルクスの生きていたあいだ,私は第二バイオリンをひいた」と謙虚に語るエンゲルスの革命的生涯を生き生きと描く評伝,没後百年を機に復刊。
著者情報
土屋保男
1915~1991年。経済学者。山形県大石田町に生まれた。主な著書に『革命家マルクス』(1967年)『フリードリヒ・エンゲルス』(69年)『マルクスへの旅』(84年)〔いずれも新日本出版社刊〕がある。また主な訳書には『マルクス=エンゲルス全集』(1959~81年、大月書店)の翻訳と統一作業、『マルクス 資本論』(82~89年、新日本出版社)の編集・統一作業がある。

フリードリヒ・エンゲルス ―若き日の思想と行動―
定価1,068円
(本体971円)
1995年4月