
70年代に,たたかいの中で結ばれた美里と夫。職場・組合の思想攻撃にひるまず,前向きに生き続けた二十年余。生活に疲れた夫への愛の風化,昔の恋人との偶然の再会,息子の反抗…。苦悶する40代女性を主人公に,たたかいと家庭を見つめた長編。
著者情報
田島一
1945年愛媛県生まれ。日本民主主義文学会副会長、日本文芸家協会会員。著書『遠景の森』『湾の篝火』『青の画面』『ハンドシェイク回路』など。
70年代に,たたかいの中で結ばれた美里と夫。職場・組合の思想攻撃にひるまず,前向きに生き続けた二十年余。生活に疲れた夫への愛の風化,昔の恋人との偶然の再会,息子の反抗…。苦悶する40代女性を主人公に,たたかいと家庭を見つめた長編。
1945年愛媛県生まれ。日本民主主義文学会副会長、日本文芸家協会会員。著書『遠景の森』『湾の篝火』『青の画面』『ハンドシェイク回路』など。