「解雇自由」を許さず、人としての尊厳を守るために
巨象IBMに挑む ロックアウト解雇を跳ね返す
田島一=著
〝ITの巨象〟と言われる日本IBMが、労働者に解雇を通告して会社から閉め出す「ロックアウト解雇」を強行。「業績不良」を口実にしたが、真の狙いは会社の都合による人員削減であり、リストラに反対する労働組合つぶしだった。この会社の無法に「人としての尊厳」をかけて立ち向かった組合員の闘いを追う渾身のルポ。
著者情報
田島一
1945年愛媛県生まれ。日本民主主義文学会副会長、日本文芸家協会会員。著書『遠景の森』『湾の篝火』『青の画面』『ハンドシェイク回路』など。
巨象IBMに挑む ロックアウト解雇を跳ね返す
定価1,540円
(本体1,400円)
2017年3月