
「世界経済の成長センター」であるアジアを日本的生産システムで制覇しようとする日本の独占企業。自動車など主要産業の分析をとおしてその日本的生産システムの矛盾と再編の方向を検討し,アジア諸国との真の相互発展の条件を探求する。
著者情報
丸山惠也
1934年北海道生まれ。立教大学名誉教授。経営学博士。主著に『日本多国籍企業の史的展開』(共著、1979年、大月書店)、『日本的生産システムとフレキシビリティ』(1995年、日本評論社)、『東アジア経済圏と日本企業』(1997年、新日本出版社)、『批判経営学―学生・市民と働く人のために』(2005年、同)ほか多数。

東アジア経済圏と日本企業
定価3,080円
(本体2,800円)
1997年7月