
電卓・VTRの価格低下,日本の剰余価値率の話など興味深い事例を豊富に使い,論理展開も工夫した『資本論』の新しいタイプの解説書。資本とは何だろうか,価格は何によって決まるのか。難しい概念も読めばきちっと理解できると好評。
著者情報
川上則道
1943年生まれ。都留文科大学名誉教授。主な著書に、『日本経済はどう変わるか』(共著、1977年、東研)、『国民所得論再入門』(1984年、時潮社)、『高齢化社会は本当に危機か』(共著、1989年、あけび書房。第15回野呂栄太郎賞受賞)、『「資本論」の教室』(1997年)、『「資本論」で読み解く現代経済のテーマ』(2004年)、『マルクスに立ちケインズを知る』(2009年)〔以上、新日本出版社〕など。

『資本論』の教室 ―きっちりわかる経済学の基礎―
定価1,870円
(本体1,700円)
1997年8月