
90年代の政府による規制緩和の帰結をあとづけ,金融,通信,交通,流通,労働,農業,環境,医療・福祉,行政などの各分野ごとに,その問題点を解明する。国際的視点をふまえて規制緩和推進論を理論的に批判し,今後の日本のあり方を考える。
著者情報
角瀬保雄
1932年東京生まれ。法政大学名誉教授、非営利・協同総合研究所いのちとくらし顧問・名誉理事長。『「大競争時代」と規制緩和』(1998年、新日本出版社)、『非営利・協同組織の経営』(1999年、ミネルヴァ書房)、『企業とは何か』(2005年、学習の友社)など。

「大競争時代」と規制緩和
定価3,190円
(本体2,900円)
1998年11月