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黒澤明 ―人と芸術―

山田和夫=著

定価1,540円(本体1,400円)

出版年月
1999年8月
ISBNコード
978-4-406-02676-5
仕様
0074/ 四六判/ 206P
タグ
芸術・生活    文化・芸術・スポーツ   
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「七人の侍」「影武者」「八月の狂詩曲」など,一作ごとに新しい境地をきり開き,日本映画の国際的名声を高めた巨匠監督。多くのエピソードと知られざる事実をまじえ,黒澤映画の面白さとその生涯に迫る。日本映画界の再生を願い待望の刊行。

目次や構成

  • プロローグ ―"世界のクロサワ"と同時代に生きて
  • 第I部  模索と挑戦
    • 1  目ざめのとき
    • 2  プロレタリア美術家同盟
    • 3  挫折からの転進
    • 4  PCL=東宝の助監督として
    • 5  デビュー作「姿三四郎」
    • 6  「一番美しく」の功罪
    • 7  敗戦の日迫る頃
  • 第II部  映画の復活と飛翔
    • 8  「自我の確立」と「映画の自由」
    • 9  映画的自我の確立―「わが青春に悔なし」
    • 10  戦後の青春―「すばらしき日曜日」と「酔いどれ天使」
    • 11  東宝大争議
    • 12  東宝をはなれて
  • 第III部  高揚と成熟―日本映画の時代
    • 13  世界のクロサワ発見―「羅生門」
    • 14  一九五〇年代の栄光へ
    • 15  最初の頂点―「生きる」
    • 16  日本映画の時代―「七人の侍」
    • 17  「鳥や獣がそれを知ったら」
    • 18  新しい転機の到来?
  • 第IV部  試煉と苦悩
    • 19  リアリズムとエンタテインメント
    • 20  「赤ひげ」と黒澤評価の逆流
    • 21  ハリウッド映画の挫折
    • 22  初のカラー映画、そして・・・・・・
  • 第V部  未来への悲願
    • 23  ロシアの大地と人間、ソビエト映画
    • 24  時代のなかの孤独な英雄
    • 25  夢と悪夢
    • 26  最後の自画像
  • エピローグ ―21世紀への映画的遺言
  • あとがき
  • 黒澤明監督全作品一覧

著者情報

山田和夫