
公明党の連立政権への参加が、国民の大きな不安を呼んでいる。この政権参加の実態を「赤旗」取材班が徹底的にリポートする。?は、第1部「国民はどう迎えたか」、第2部「自自公連立の軌跡をみる」、第3部「公明党、変転35年」の3部で構成される。
目次や構成
[目次]
- 刊行にあたって
- 第一部 国民はどう迎えたか
- 冷ややかな視線
- 国民への約束は果たされたか
- 東大阪の編
- 「かたくなな反共主義」は・・・・・・
- 宗教施設を選挙活動に
- 「池田公約」の真偽
- 内部メモが語るものは
- 揺れる支持基盤
- 宗教界からの反発
- 自民党内の不安と不満
- 自民地方議員の"悲鳴"
- 冷ややかな視線
- 第二部 自自公連立の軌跡をみる
- 竹下元首相のつぶやき
- 「小沢君とも、秋谷会長とも話ができるわなぁ」
- 自自の陰で自公工作
- 竹下・小渕派人脈フル稼働
- 池田氏の新年会発言
- 否定できない"創価学会主導"
- 禁じ手破った自民
- 動機は"数の力"と反共
- 理想は「自公」
- 田中角栄、池田大作両氏の奇妙な一致
- 創価学会の選択
- つらぬかれた池田氏の指示
- 教団の「現実」が政権入りを求めた
- 連立の事情
- 自民の相談相手は創価学会首脳 公明党は意向受け舵切り
- 窮地の池田氏と創価学会守り"権力に影響力"保つ
- 竹下元首相のつぶやき
- 第三部 公明党、変転の35年
- 反共主義の突出
- 共産党だけがひざまづかないから
- 結党と王仏冥合
- 理念と体質は変わったのか
- 「政」と「教」―永久に"一体"
- 日本社会の精神支配めざす
- 結党時の幹部は語る
- 事前に「池田大作総理」の組閣名簿
- 私物化を指摘した私の主意書は・・・・・・
- 幹部は語る―矢野回顧録
- 「名誉会長の了解取ったのか」
- 幹部は語る―竹入回顧録
- 創価学会の党支配を描く
- 党員数も創価学会が調整
- 「団体の政党支配は清算される時代」
- 危機からの活路
- 言論問題から"革新ポーズ"へ
- 右傾化・新与党化への道程
- ゆきついた先は「二階堂」擁立
- 革新分断の先兵として
- 社会党の右転落=「社公合意」へ
- 細川政権、新進党をへて
- 「池田先生のご指導の賜物」
- 『佐藤日記』は語る
- "立正佼成会をきれと竹入は要求した"
- 反共主義の突出
著者情報
「しんぶん赤旗」特別取材班

政教一体 公明党・創価学会 1 ―政権参加を問う―
定価880円
(本体800円)
2000年3月