
公明党の政権入りは日本の政治と国民に何をもたらすのか。国民の目の届かないところで政党や自治体を動かし,国民の言論や批判勢力を圧迫する「権力」を背景とした公明党・創価学会の異常な言動をリアルタイムで追跡した渾身のリポート。
目次や構成
[目次]
- 第一部 謀略体質は省みられたか
- 連立政権入りの陰で
- 小渕派で池田ビデオ回覧
- 「貫く会」周辺で"事件"続発
- "週刊誌を図書館に置くな"
- 大田区以外でも言論抑圧
- 公明党と警察の深い関係
- 前面に躍り出た学会三色旗
- 「池田写真展」を行政が後援
- 反共攻撃の仕掛け
- 憎悪の妨害行動の裏で
- 秘密司令部「K委員会」とは
- 党幹部らを投入し「K委」を強化
- 悪政礼賛の果てに
- 共産党攻撃と表裏一体で
- "地域振興券で七百七十五万票"
- 「家賃全額免除」の真相は
- 続「警察、公明の関係」
- もみ消し体験、私にも
- "もみ消し"は「日常活動」
- [謀略ビラ」の系譜
- ウリ二つの怪文書が全国で
- 聖教新聞社内に裏「取材部」
- 怪文書に卑劣な意図が
- 京都 ある自民党議員の述懐
- 「自公協力」の素顔
- 高知 切り裂かれたポスター
- 「四国は高知一区に絞る」
- 公明党のウルトラCとは
- 「池田門下生」だからこそ
- 「池田さんの希望だ、"死んでくれ"」
- "高知の自民はつぶれる"
- 自民党の"危機"を助ける
- ビラの"手本"は勝共連合
- 三十年前の事件が語るもの
- 連立政権入りの陰で
- 第二部 「虚像」と「実像」の間で
- 「感謝」の仕掛人
- 百六十八自治体が池田氏に贈る
- SGIや民音の名を使い・・・・・・
- "公明党議員の依頼で・・・・・・"
- 文案まで学会側と"調整"
- "池田氏あてにしてくれ"
- 池田氏の賞賛に公費とは
- 議会も知らない感謝状
- "天下取り"戦略に連動
- 自治体を宗教活動に利用
- 「自公協力」沖縄編
- 「貸しを返せ」と迫られて
- 密約の当事者たちが語る
- 沖縄創価学会トップとの約束
- 選挙最終版に「今度は稲嶺だ」
- 自民幹部も「こわい組織だよ」
- 元運動員も「裏切られた」
- 現役学会員も「基地なくせ」
- 「感謝」の仕掛人
著者情報
「しんぶん赤旗」特別取材班

政教一体 公明党・創価学会 4 ―闇からの支配を問う―
定価825円
(本体750円)
2000年6月