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テレビ・デジタル化時代に考える、子どもの成長と教育

子育てとテレビ新事情

尾木直樹=著

定価1,760円(本体1,600円)

出版年月
2004年1月
ISBNコード
978-4-406-03043-4
仕様
0037/ 四六判並製/ 222P
タグ
芸術・生活    教育   
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デジタル化でテレビは「見る」から「使う」へ大きく変わります。生まれた瞬間からテレビにドップリひたって育った子どもたち。お母さんは、番組をみてビックリ。人権無視・性・暴力氾濫の番組を子どもがひとりで見る生活を何とかしなければ!テレビ出演20年の経験を生かし、テレビ「新時代」の子どもの成長と教育を考えます。

目次や構成

[目次]

  • 見るテレビから使うテレビへ −−デジタル時代を考える
  • 第一章 お母さんも心配、子どもへのテレビの影響−明らかになった意外な実態
    1. テレビは子どもにとって”空気”、大人の生活必需品
    2. 暴力シーンが子どもの成長に与える影響
    3. バラエティ番組の危険
    4. ニュース報道番組の落とし穴
  • 第二章 子どもにかかわるテレビの実情−自主規律の確立めざして
    1. 制作現場の舞台裏と本音
    2. 世界の「テレビ規制」と日本の現状
    3. 動き始めた期待大きい「第三者機関」
    4. 待った!サラ金CM
  • 第三章 子ども視聴者の尊重−子どもが成長できる映像文化を
    1. 子どもが成長できるテレビ生活づくり
    2. 保育士や教師の願い
    3. メディアへのアクセス権は子どもの権利
    4. テレビに”品格”とリスペクト(尊重)を求める中学生
    5. 子どもの心を傷つけるマイク
  • 第四章 デジタル時代を「生きる力」−デジタル化の主役は市民
    1. メディア・リテラシーを大人も子どもも
    2. 今、「ケータイ」リテラシーを学ぶとき
    3. 家庭にテレビ文化を築く
  • エピローグ 子どもの成長をささえる放送文化を求めて

著者情報

尾木直樹

教育評論家。臨床教育研究所「虹」所長。法政大教授。1947年滋賀県生まれ。早大卒業後、私立高校、公立中学教師を経て現職。『新・学歴社会が始まる』(青灯社)『学校は再生できるか』(NHKブックス)、『子どもの危機をどう見るか』(岩波新書)、『元気が出る子育て論』『子育てとテレビ新事情』(新日本出版社)