
労働者保護法の抜本的な拡充をめざす日本共産党の雇用・労働政策とその活用のポイントをわかりやすく解説する本。働くルール確立にむけた考え方の基本と、多くの人々が一致でき、いますぐ解決されるべき課題は何かを明確にします。労働基準法や解雇規制法など10の改正・立法案要綱も収録。たたかいの指針となる一冊です。
目次や構成
〔目次〕
- 第?部 インタビュー 人間らしく働くルールと日本共産党
―市田忠義さんに聞く
(日本共産党書記局長・労働法制改悪阻止闘争本部長) - 第?部 「ルールなき資本主義」と労働基準法
- 労働基準法を考える(その1)・・・講演・不破哲三
- 労働基準法を考える(その2)・・・講演・不破哲三
- *労働基準法の抜本的改正についての提案(1992年2月)
- 違法根絶のための具体的提案
- *「サービス残業根絶特別措置法」案の提出にあたって(2000年3月)
- 第?部 これが人間らしい働き方のルール
―日本共産党の立法提案- 抜本改正で最低賃金引き上げを
- *日本共産党の最低賃金法(案)大綱(1975年3月)
- *最低賃金制改善のための日本共産党の要求(2007年10月)
- *最低賃金法の一部を改正する法律案に対する修正案要綱(2007年11月)
- 雇用における労働者の権利を明確に
- *日本共産党の「雇用規制立法」についての提案(1996年1月)
- 「企業再編」の名による首切り・労働条件切り下げを許さない
- *「企業組織再編に伴う労働者保護法」案の提出にあたって(2000年3月)
- 「派遣労働者保護法」に抜本的に改める
- *日本共産党の労働者派遣法改正要求(2007年2月)
- すべてのパート・有期労働者に均等待遇を
- *パート労働者のための日本共産党の立法提案(1989年11月)
- *「短時間労働者・有期雇用労働者と通常の労働者との均等待遇の確保に関する法律案の発表にあたって
(2003年4月) - 雇用の場すべてで男女の平等をめざして
- *「雇用機会均等法の整備法案」にたいする修正案要綱
(1997年2月) - *「男女雇用機会均等法改正案」についての修正提案
(2006年3月) - 公務員の労働基本権と政治的市民的自由の回復を
- *官公労働者の労働基本権回復のため「官公労働法」の訂正を
(1980年12月)
- 第?部 日本共産党の雇用・労働政策
- いまこそ人間らしく働けるルールを
――日本共産党の緊急提案(2007年3月)
- いまこそ人間らしく働けるルールを
著者情報
市田忠義
1942年、大阪府生まれ。1998~2022年参議院議員。現在、日本共産党中央委員会副委員長。主な著書に『党づくりの苦労と喜び──地区委員長のあり方を考える』『人情対談 平和がいちばん!!』『エッセイ&対談集 和気愛藹』(いずれも新日本出版社)がある。
日本共産党労働法制改悪阻止闘争本部

これが人間らしい働き方のルール 日本共産党の立法提案
定価1,650円
(本体1,500円)
2008年1月