
監督生活50周年! 山田洋次監督が映画づくりの真髄を示す。
山田洋次 映画を創る 立命館大学・山田塾の軌跡
山田洋次=編著 冨田美香=編著
08年から2年間、巨匠・山田洋次監督が、教室や撮影現場で、若者たちに「映画を創るということはどういうことか」を、厳しくも温もりある眼差しで語り続けた。学生スタッフとともに長編劇場映画を創るという、映画史上初めての挑戦をつぶさに纏めた一冊。含蓄ある山田監督講演と、「何を学んだか」を語る学生たちの発言を収録する。
目次や構成
- 〔目次〕
- Ⅰ 映画を創る ―山田洋次講演―
- Ⅱ 山田塾『京都太秦物語』製作ドキュメント(冨田美香編)
- Ⅲ 『京都太秦物語』撮影で学んだこと(山田塾生)
- Ⅳ 全力で走ることでしか伝わらない――あとがきに代えて(阿部 勉)
著者情報
山田洋次
1931年、大阪府生まれ。映画監督。芸術選奨文部大臣賞(1969年)菊池寛賞(1972年)勲四等旭日小綬章(2002年)文化功労者(2004年)アジア映画終身監督賞(2008年)などを受賞。主な映画作品は、シリーズ『男はつらいよ』全48作の他、『家族』『故郷』『同胞』『幸せの黄色いハンカチ』『息子』『学校』『たそがれ清兵衛』『母べえ』など多数。主な書籍も、『山田洋次作品集』(全8巻、1979〜80年、立風書房)『映画館がはねて』(1984年、講談社)『寅さんの教育論』(1982年、岩波書店)など。

山田洋次 映画を創る 立命館大学・山田塾の軌跡
定価1,760円
(本体1,600円)
2011年1月
冨田美香
1966年、兵庫県生まれ。立命館大学映像学部准教授。編著に『千恵プロ時代』(1997年、フィルムアート社)などがある。

山田洋次 映画を創る 立命館大学・山田塾の軌跡
定価1,760円
(本体1,600円)
2011年1月